コラム

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AI OCRとは?卸の現場が選んだ自動化の答え

2025.06.10 AI-OCR

多くの企業が抱える「紙の発注書や納品書の手入力」による業務負荷…
本記事では、「AI OCRとは何か?」を解説しつつ、倉庫や食品卸売の現場で起こる具体的課題を取り上げ、「受発注バスターズ」による解決策をご紹介します。


1. まずは結論:受発注バスターズで何が変わるのか?

  • 紙の注文書を自動でデータ化 → キーボード入力ゼロへ
  • 24時間稼働の自動処理 → 深夜残業からの解放
  • 取引先ごとの帳票フォーマット非依存 → テンプレート設定不要
  • ベテランのノウハウをAIが学習 → 属人化を根本解消

これらにより、人員削減属人性の排除作業効率化採用難の解決が同時に実現します。


2. OCRとAI OCRの違い

OCR(従来型)

  • 固定レイアウトの文字認識に強い
  • 新しい帳票ごとに読み取り位置を設定する必要あり
  • 手書き文字やレイアウト崩れで精度が低下

AI OCR(次世代型)

  • 機械学習で文字認識精度が継続的に向上
  • 帳票レイアウトを事前設定せずとも自動認識
  • 手書き文字や複数フォント、レイアウト違いにも柔軟対応

ポイント: 従来型OCRは「覚えさせた帳票だけ読める」ツールだったのに対し、AI OCRは、実際に使う伝票などを教えてあげることで、徐々に読み取り精度がよくなっていきます。


3. 卸売・倉庫現場でよくある4つの課題とAI OCRの効果

現場の課題AI OCR導入後の効果
1. 深夜・早朝の手入力による残業・安全リスク→ 自動処理で担当者は翌朝確認のみ/深夜対応ゼロ
2. 郊外倉庫の人手不足・採用難→ システム化で少人数運用可能/採用コスト削減
3. 取引先ごとに異なる帳票フォーマットの設定負担→ AIが自動レイアウト解析/ユーザー側設定不要
4. ベテラン社員の経験に依存した属人化→ AIがルールを学習/誰でもベテランレベルの処理が可能

4. 現場課題のリアルな事例

4-1. 郊外倉庫の安全リスク

海沿いや山間部にある倉庫では、バス本数が少なく夜間帰宅が危険。深夜まで伝票入力に追われると、帰宅時間が遅くなりトラブルが発生するリスクも。

4-2. 食品卸売の夜間対応

居酒屋からの発注は営業終了後に集中。卸売会社の担当者は深夜に出社して手入力せざるを得ず、過重労働が常態化。

4-3. 帳票設定の手間

従来のAI OCRでは、取引先ごとに専用テンプレートを用意し、ユーザー自身が設定しなければならないため、導入ハードルが高い。

4-4. 属人化と複雑な商流

「至急」と書かれた文言や、取引先独特の呼び方をベテラン担当者が頭で判断していたが、その人が休むと業務が滞る。商流が複雑で、取引先間でフォーマット統一が困難なため、社内だけで自動化できる仕組みが求められる。


5. 「受発注バスターズ」で課題を一刀両断

受発注バスターズは、卸売・製造業の受発注業務に特化したAI OCRサービス。

  • 帳票設定はすべて代行 → 面倒なテンプレート作業は不要
  • AIの自動レイアウト解析 → フォーマットが異なる伝票でもすぐに読み取り
  • マスターデータ連携による自動補正 → 略称を正式名称に自動変換
  • 24時間無人処理 → 担当者は確認と承認だけでOK

これにより、残業ゼロ人員コスト削減属人性の排除採用難の克服を同時に実現できます。


6. 導入ステップと成功のポイント

現行伝票での精度テスト
サンプル伝票をAIに読み込ませ、認識精度を確認。

運用フローの設計
自動処理→エラー帳票抽出→担当者確認の流れを決定。

マスターデータ連携
商品マスターや取引先データと紐付け、自動補正ルールを設定。

運用開始&モニタリング
最初は二重チェックで運用し、徐々に完全自動へ移行。

成功のコツは「小さく始めて、学習データを増やしながら精度を高める」こと。


7. まずは相談から始めて無料読み取りテストを体感

AI OCRの導入によって、紙の伝票処理にかかる手間や深夜残業、属人化のリスクを大幅に削減できます。特に受発注バスターズは、導入前の細かなテンプレート設定不要で、取引先にお願いせずに自社だけで自動化を進められる点が大きな強みです。

導入前には、まずはお気軽にご相談ください。ご相談いただいた後、無料の「読み取りテスト」を実施します。自社のサンプル帳票を使い、実際に受発注バスターズがどのくらい正確に自動化できるかを確認していただけます。

こんな方におすすめ

  • 紙の注文書を手入力していて残業が多い
  • 倉庫が郊外にあり、深夜業務や安全面に不安がある
  • 取引先ごとに異なるフォーマットに追われ、属人化が進んでいる
  • 新たな人材を増やす余裕がなく、少人数で効率運用したい

まずはご相談のうえ、無料読み取りテストで現場の変化を体感してください。AI OCRのメリットを実感したうえで導入を検討することで、貴社の受発注業務を確実に改善し、人手不足や属人化といった課題を根本から解決できます。


受発注バスターズ編集部

受発注バスターズ株式会社(旧:株式会社batton)は、AI搭載の業務効率化ツール「受発注バスターズ」やRPA「batton」の開発・提供を通じて、製造業・卸売業・商社の業務効率化とDXを支援しています。

「誰もが、仕事を遊べる時代へ。」をミッションに掲げ、属人化の排除や作業の自動化によって、人手不足やミスの多発といった現場の課題解決に取り組んでいます。

  • 会社名:受発注バスターズ株式会社(旧:株式会社batton)
  • 設立:2019年8月14日
  • 所在地:〒104-0032 東京都中央区八丁堀3丁目5-4 NOVEL WORK 京橋 3F
  • 公式サイトhttps://batton.co.jp/

※本記事は「受発注バスターズ編集部」が執筆・監修しています。